三密とは

三密とは

こんばんは。
今日は密教の三密のお話をさせていただきます。

三密とは
身密(行動)、口密(言葉)、意密(心)による修行です。

身密(行動)とは、印を結ぶことです。
印とは、真言宗のお坊さんが、袈裟の袖の中でモゾモゾ何かやっているのを見たことがある方も多いと思いますが。
あれは、印と言う手で表現する仏様のしるしみたいなものです。
これは、師匠から弟子に口伝されるとして秘密にされていることですが。最近ではネットやYouTubeに普通にアップされています。

口密(言葉)とは、真言を発することです。
真言とは、マントラとも言いますが、仏様ごとにあるその仏様を称える短い呪文のようなものです。
もともとサンスクリット語を日本語に直したものと言われております。

意密(心)とは、心に曼荼羅の諸尊を観想するということです。
密教では、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅と言う2書類の曼荼羅が存在しております。
その2種類の曼荼羅の違いの説明はここでは割愛させていただきますが。
その曼荼羅を心に思い観想(仏様への思いを巡らせる)するというものです。
この意密というものは、瞑想や禅宗で行われる座禅のようなものです。

そして、密教の修行は、印を組み、真言を唱え、観想することが密教の修行であると言われております。

最近、自分はこの観想を頻繁に多用しております。
仏様と向かい合うのもそうですが、自分自身の悩みや苦しみについて観想しております。
そうすると、その悩みについて客観的に理解できてその解決の糸口も見いだせるような気がします。
そして、悩みや苦しみの根源である心を落ち着かせることができるのではないかと思っております。
まだまだ、リアルに修行が足りているわけではないので、もっと深く観想し心と対話をしなくてはならないと思っております。
皆さんも是非、瞑想、座禅、観想の手法を取り入れてみたらいかがでしょうか?
手法については、YouTubeにいっぱい動画が上がっておりますので、そちらで学ばれてくださいね♪

静かに、深く心と対話してみましょう。

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